自然・アクティビティ

奥入瀬渓流散策

青森県の奥入瀬渓流。十和田湖周辺にある自然スポットです。私は奥入瀬渓流へ今回初めて行きましたが、「自然の中を歩きたいけれど、登山は体力的にきつい」「アウトドアがあまり得意ではない」…という方にも無理なく楽しめるスポットだと思いました。今回は奥入瀬渓流散策の主な見どころをご紹介します。

奥入瀬渓流
アクセスなど詳細情報はこちら→https://towadako.or.jp/access/

どれくらい気軽に散策できるか?

奥入瀬渓流の散策の仕方は大きく3つ。徒歩、貸し自転車、車です。

①車でまわる

渓流沿いは基本的には走行しやすい車道になっています。あまり歩きたくないけれど見どころだけは見たい、という方は車で渓流沿いを走ってしまうのが一番楽だと思います。

全て車でまわる場合の問題点が駐車場ですね。無料の駐車場があるところもありますが、すべてのスポットに駐車場があるわけではありません。周辺の駐車スペースに停めて少し歩かないといけない場合もあります。ただし、大体各スポットに車2台くらいなら路駐しても邪魔にならないスペースがあるので、短時間なら全く停められないわけではなさそうです。

②自転車でまわる

奥入瀬渓流周辺でレンタサイクルスポットがいくつかあります。そこで借りて、サイクリングしながらまわるのも良いですね。私が行った時も結構借りている人を見かけました。貸出場所は、奥入瀬湧水館、石ヶ戸休憩所、JRバス子ノ口駅です。ただし、自転車の走行は基本的には車道になるので、より渓流に近い歩行用の道は走行できません。( 詳しくはこちら→http://www.oirase.or.jp/rakuchari/rakuchari.html ) 自転車だと所要時間約2時間程度だと思います。

③歩いてまわる

体力があれば歩くのも気持ちがいいですね。車道とは別に歩行者用の散策路があるので、より渓流に近い道を歩くことができるのがとても良いです。多少坂道になっていますが、ほぼなだらかなコースを歩くだけなので、気軽に歩けると思います。ただし距離は意外と長いため、所要時間4時間はみておいた方が良いかと思います。それから汚れてもいい歩きやすい靴も必須ですね。ちなみに奥入瀬渓流館 ( 奥入瀬湧水館 ) に車を駐車し、そこから上流方面に向けて歩くのがおすすめです( 奥入瀬渓流館内 案内解説あり ) 。下流から進むことで、川の流れが視界に入り、渓流の迫力を感じながら歩くことができるそうですよ。

これは見たい!見どころスポット

①三乱の流れ

さみだれの流れといい、奥入瀬渓流館に近いところにあります。大きな迫力!という感じではなかったですが、川底の石に水の流れがあたり綺麗に分かれているのが見られ、美しいスポットでした。少し高い場所から見下ろすことができ、高い段差に気を付けて降りれば、川に近づくこともできます。

②阿修羅の流れ

奥入瀬渓流の中でも一番迫力を感じられる場所、阿修羅の流れ。( 写真で迫力を伝えるのが難しいですが… ) 大きな岩や木があり、大量の水があたって砕けている光景がより迫力を感じさせます。テレビCMなどにも使われているようで、ここは奥入瀬渓流の推しポイントの一つかなと思いました。

③銚子大滝

奥入瀬渓流第一の迫力スポット、銚子大滝。奥入瀬渓流館からは遠い端の方に位置し、こちらの方が迫力を伝える写真が撮りやすいです。奥入瀬渓流館から散策スタートした方は、最後にこの銚子大滝を見て達成感が得られそうですね。すぐ近くに行くことはできませんが、横からと正面からも見ることができます。滝の名の由来は、十和田湖を銚子 ( とっくり ) に見立てると、この付近がその注ぎ口にあたるというところからきたそうです。ちなみに昔は銚子大滝を魚類が上れなかったため、十和田湖には魚が住んでいなかったそうです。( 案内看板あり )

奥入瀬渓流周辺スポット 十和田湖 (少しだけご紹介)

奥入瀬渓流の傍には有名な湖十和田湖があります。私は関東の人間なので余計ですが、十和田湖の方が奥入瀬渓流よりもずっと有名だと思います。奥入瀬渓流は青森県にあり、十和田湖は青森県側と秋田県側、両方あります。

十和田湖

この日はとても曇っていました。湖畔には食事処がいくつかと有料駐車場、眺めの良い場所があります。食事場所は多くないので早い時間に入ってしまった方が良いです。

ただ、せっかく来たら上から湖の大きさを見たいですよね。湖を上から眺めたい方は、秋田県側にある発荷峠第一展望休憩所がおすすめです。そこそこ広めの無料駐車場があり、場所は分かりやすいです。小さな休憩所の屋上に展望スペースがあるので登ってみると気持ちがいいですよ。

発荷峠第一展望休憩所
場所→ 秋田県男角郡小坂町十和田湖休平641ー1
24時間営業

発荷峠第一展望休憩所の向かい側に石碑がありました。横断歩道を渡るとありますが、高速で走る車が多いので気を付けた方がいいです。

最後に

今回はさくっとシンプルにご紹介しました。気軽に自然散策できるスポット奥入瀬渓流、いかがでしたか。アップダウンが少ないところと、好きな散策方法で巡れるところが魅力的な場所です。青森県の南側に行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください!

訪問日:2023年 7月

この記事は書き手の主観によるものです。実際の状況は変わる場合があります。

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sayaka

関東を拠点に国内外どこへでも出かけるアーティスト。普段は歌っています。
まだ投稿は少ないですが、旅して体験したことを書いています。
投稿を見て、行ってみたい! と思ってくれる方がいたら嬉しいです。

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